乳液は肌を保湿するためのアイテムの1つです。
そして、乳液は、油性成分と水溶性成分が主に配合されているコスメです。
乳液を肌に塗ると、乳液に含まれる油性成分・油分が肌の表面を覆うことになります。
肌を覆う油分によって、皮膚からは水分が蒸発して逃げなくなります。
MEMO
保湿の見方は様々ですが、保湿を湿度から考えたとき、肌の潤いを保つためには、肌の湿度を一定に保つ必要があります。
そのため、化粧水だけでは、水溶性成分から潤いを一時的に与える保湿ができても、油性成分による保湿ができないため、長期的な保湿はできないという意味での保湿ができない。という解釈ができます。
また、肌は水分と油分のバランスを整えることが大事であり、肌を湿度からの観点で見たとき、水分のことを考えてしまうと油分を見落としがちになります。
肌は適切な油分量と水分量で潤いを保ちます。
そのため様々な定義の保湿をするには、自分の肌質を知ることと、肌の水分と油分のバランスを取るためのコスメ選び、使用が大事になってくると思います。
化粧水は水溶性成分から得られる短期期・一時的な保湿が可能。
乳液は油性成分から得られる長期的な保湿が可能。
参考記事
https://saga-rian.com/detail/446/news/news-32340.html/
日本化粧品検定対策テキスト一級より